矯正歯科医への道

投稿日:2012年5月22日|カテゴリ:院長の独り言

~東京都練馬区大泉学園の目立たない矯正・裏側矯正・舌側矯正なら、ゆめりあ矯正歯科クリニック

大学の歯学部を卒業すると、歯科医師国家試験を経て、歯科医院に勤務するか大学の付属病院に残るかを選択します。
昔から、「一人前の矯正歯科医になるためには10年の修養が必要」と云われており、学生時代から矯正を志していた私は、学術・技術をしっかりと学ぶ為、迷うことなく大学の矯正学講座に入局する道を選びました。

大学の矯正講座(研究室)に在籍するということは、大学病院の医師として診療に携わる他、研究者として矯正学の研究、学会発表、歯学部の学生の指導、後輩歯科医師の指導など様々な役割と仕事をします。
しかしながら、卒業したてでなにもできない新人医師は、矯正学講座に入局すると、矯正学や診断学の講義や矯正装置の作成、技術訓練など朝から深夜まで、半年に渡り徹底的な集中トレーニングを受けます。
一般的な歯科治療は、学生時代にも実際の患者さんで実習をしていますので、未熟ながらも大抵の治療はできますが、矯正治療だけは卒業後にしかるべき施設にて特別な訓練と勉強をしないとできないのです。

半年の訓練の後、大学病院に矯正治療を希望して訪れた患者さんを受け持ちます。
最初の患者さんは「受け口」の小学生でした。指導医の先生に教えていただきながら、初めて患者さんの為に装置を作り、初めて装置を装着しました。

その時の緊張感と、1ヶ月経過後に受け口が改善した時の感動は、今でも鮮明に覚えています。
ずっと気にしていた受け口が、普通の噛み合せになった。「やったね!」嬉しくて、小学生の患者さんと一緒に手をたたいて喜びました。
「矯正医になって本当に良かった!」そう感じました。 ip info . Blest gana alberto .