症例紹介

No.1

矯正歯科 ワイヤー矯正 【2023/05/06】 

 

30代女性「前歯の噛み合わせが逆で見た目が気になる」歯並びが乱れている「乱杭歯」と、下顎が前に出ている「受け口」の併発を、ワイヤー矯正装置で歯を抜かずに治療した症例

治療前

治療前

治療後

治療後

ご相談内容


「前歯の噛み合わせが逆で見た目が気になる。発音がしくにい」とご相談いただきました。



カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上下の前歯が正常な位置からずれたり捻じれたりして生えている「乱杭歯(らんぐいば)」が認められました。 また、下顎が前方に出ている「受け口」、噛み合わせが上下逆の「反対咬合」も伴っており、顔を横から見たときに下顎の突出感がありました。
患者様からは「下顎が出ているしゃくれ顔が、子供の頃からのコンプレックスだった」とお話いただきました。




行ったご提案・治療内容

 

歯並びを改善する方法として、抜歯してから歯並びを整える「抜歯治療」、抜歯せずに行う「非抜歯治療」、手術で下顎の骨を後ろに下げる「外科的矯正治療」の3つをご説明したところ、患者様は「抜歯や手術をせずに治療したい」とご希望されました。

 

下顎の突出感は大きいものの、顎の位置をコントロールすることで手術や抜歯を避けての治療が可能と判断し、歯を抜かない非抜歯治療を選択しました。

 

歯を動かす装置は、ワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」を使用しました。

歯並びと噛み合わせを整えながら、下顎の位置を後方に誘導し、横顔のバランスが改善するよう意識して治療を進めました。




術後の経過・現在のご様子

歯並びや噛み合わせが正常になったことで、突出していた下顎が後ろに下がり、横顔のラインも美しくなりました。

患者様にも「長年の悩みだったしゃくれ顔が治り、とても嬉しい」と大変お喜びいただきました。

 

治療後は、歯の後戻りを防ぐための「保定治療」を2年ほど行いました。

歯の健康に対する意識を高く持っていただいており、その後も10年以上に渡って定期的なメンテナンスにご通院くださいました。




矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  • 治療中、発音しにくい場合があります
  • 治療中、舌が動かしにくいことがあります
  • 治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
  • 歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
  • 冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
  • 正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります
診療種別 30代女性
診療種別 自由診療
治療費総額の目安 840,000円
治療期間の目安 動的治療期間(歯を動かしている期間)1年8ヶ月
治療回数の目安 -

 

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 治療前 

 治療後 

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クリニックより


矯正治療をご希望される患者様は、歯の乱れを綺麗にしたい・歯並びを整えたいというご要望はもちろんのこと、横顔や口元の美しさも求めていらっしゃいます。 最近では、横顔における鼻先と下顎の先を結んだ線「E-Line( E-ライン/イーライン)」という専門用語が広く知られるようになりました。この線上や線の内側に口元がおさまっているのが理想の横顔とされており、矯正治療により、歯並びのみならず顔の見た目の改善も期待できます。 また、審美的な改善だけでなく、歯や噛み合わせが担っている、噛む、発音するという本来の機能の改善も矯正治療の大きな役割です。 ただし、人によって骨格は様々ですから、前後的にあるいは左右的に骨格に大きな差異があると、歯の移動のみでは改善が困難な場合もあります。 当院では、歯を移動させる矯正だけでなく、顎のズレや位置を改善させる外科的矯正治療も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。