症例紹介

No.2

矯正歯科 ワイヤー矯正 【2023/05/10】 

 

30代女性「上の前歯がガチャガチャに並んでいて、口も閉じにくい」歯が重なり合っている「乱杭歯」と前に突き出した「出っ歯」を、最小限の抜歯とワイヤー矯正で改善した症例

治療前

治療前

治療後

治療後

ご相談内容


「上の前歯がガチャガチャに並んでいて見た目が悪く、口も閉じにくい」とご相談いただきました。



カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上の前歯の歯並びが大きく乱れている「乱杭歯(らんぐいば)」が認められました。 歯が唇側へ突出しているため唇が閉じにくく、口元の突出感「ロゴボ」が生じていました。 患者様は「ロゴボを治して、顔を横から見たときのEラインも綺麗にしたい」とご希望でした。



行ったご提案・治療内容

 

歯並びの見栄えや、もっこりとした口元をご希望通りに改善するには、抜歯してスペースを確保する必要があることをご説明しました。 その上で、上下の歯を2本ずつ計4本抜歯してから行う矯正治療と、上の歯2本のみ抜歯して行う矯正治療をご提案しました。 患者様は「できる限り歯を抜く本数を少なくしたい」とご希望されたため、上の歯2本(左右第1小臼歯/4番)のみ抜歯し、限られたスペースを上手く活用して歯並びを整える治療を選択しました。 歯を動かすための装置は、ワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」を使用しました。 乱れていた上の前歯を整えると共に、上下の歯並びを内側へ下げることで出っ歯や口元の突き出し感を解消していきました。




術後の経過・現在のご様子

歯が綺麗に並んで唇も閉じやすくなり、横から見た時の口元もバランスが取れたラインになりました。 患者様にも「気になっていた前歯の乱れが綺麗に整い、笑顔に自信が持てるようになった」と大変お喜びいただきました。 治療後は歯の後戻りを防ぐための「保定装置」を一定期間ご使用いただき、現在も健康な歯並びを維持しておられます。




 

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  • 治療中、発音しにくい場合があります
  • 治療中、舌が動かしにくいことがあります
  • 治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
  • 歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
  • 冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
  • 正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります
診療種別 30代女性
診療種別 自由診療
治療費総額の目安 910,000円
治療期間の目安 動的治療期間(歯を動かしている期間)2年
治療回数の目安 -

 

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 治療前 

 治療後 

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クリニックより


矯正治療をご希望される患者様は、歯の乱れを綺麗にしたい・歯並びを整えたいというご要望はもちろんのこと、横顔や口元の美しさも求めていらっしゃいます。 最近では、横顔における鼻先と下顎の先を結んだ線「E-Line( E-ライン/イーライン)」という専門用語が広く知られるようになりました。この線上や線の内側に口元がおさまっているのが理想の横顔とされており、矯正治療により、歯並びのみならず顔の見た目の改善も期待できます。 また、審美的な改善だけでなく、歯や噛み合わせが担っている、噛む、発音するという本来の機能の改善も矯正治療の大きな役割です。 ただし、人によって骨格は様々ですから、前後的にあるいは左右的に骨格に大きな差異があると、歯の移動のみでは改善が困難な場合もあります。 当院では、歯を移動させる矯正だけでなく、顎のズレや位置を改善させる外科的矯正治療も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。