症例紹介

No.4

矯正歯科 ワイヤー矯正 【2023/05/12】 

 

10代女性「ガタガタの歯並びと口元のもっこり感を治したい」歯並びが乱れている「叢生」と上下前歯の突出感をワイヤー矯正で改善し、噛み合わせや横顔のラインも整えた症例

治療前

治療前

治療後

治療後

ご相談内容


「ねじれた歯やガタガタの歯並びのため、前歯で物が噛みにくい。口元がもっこり出ている」とご相談いただきました。



カウンセリング・診断結果

拝見したところ、歯が重なりあって生えている「叢生(そうせい)」が上下の前歯に認められました。 見た目が気になるだけでなく、噛み合わせも悪くなっており、しっかり噛めない状態でした。 また、上下の歯並びが前方へ突出した「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」も見られ、唇側に傾いた前歯の影響で口元が突き出し、口が閉じにくくなっていました。 患者様は「歯並びを改善し、顔を横から見た時のEラインも綺麗に整えたい」とご希望でした。



行ったご提案・治療内容

 

上下左右の歯(第1小臼歯/4番)を1本ずつ抜いて、歯を動かすためのスペースを十分に確保してから歯並びを整える治療をご提案しました。 患者様のお悩みである口元のもっこり感を改善するためには、抜歯を行い、前方に傾いた上下の前歯をしっかりと後ろに下げる必要があることを丁寧にご説明し、同意いただきました。 歯を動かすための装置は、ワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」を選択しました。 叢生と突出した口元を同時に改善するため、抜歯して得たスペースを余すことなく活用し、上下の前歯を最大限移動させました。




術後の経過・現在のご様子

歯がまっすぐ綺麗に並び、上下の噛み合わせも改善しました。 横から見た口元も美しいバランスになり、唇も自然に閉じられるようになりました。 患者様にも「前歯で食べ物を噛み切れるようになった。美しいEラインも獲得できて嬉しい」と大変ご満足いただいております。




 

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  • 治療中、発音しにくい場合があります
  • 治療中、舌が動かしにくいことがあります
  • 治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
  • 歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
  • 冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
  • 正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります
診療種別 10代女性
診療種別 自由診療
治療費総額の目安 850,000円
治療期間の目安 動的治療期間(歯を動かしている期間)1年9ヶ月
治療回数の目安 -

 

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 治療前 

 治療後 

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クリニックより


矯正治療をご希望される患者様は、歯の乱れを綺麗にしたい・歯並びを整えたいというご要望はもちろんのこと、横顔や口元の美しさも求めていらっしゃいます。 最近では、横顔における鼻先と下顎の先を結んだ線「E-Line( E-ライン/イーライン)」という専門用語が広く知られるようになりました。この線上や線の内側に口元がおさまっているのが理想の横顔とされており、矯正治療により、歯並びのみならず顔の見た目の改善も期待できます。 また、審美的な改善だけでなく、歯や噛み合わせが担っている、噛む、発音するという本来の機能の改善も矯正治療の大きな役割です。 ただし、人によって骨格は様々ですから、前後的にあるいは左右的に骨格に大きな差異があると、歯の移動のみでは改善が困難な場合もあります。 当院では、歯を移動させる矯正だけでなく、顎のズレや位置を改善させる外科的矯正治療も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。