症例紹介

No.7

矯正歯科 ワイヤー矯正 【2023/05/16】 

 

10代女性「デコボコの歯並びで歯磨きがしにくい」歯が重なり合っている「叢生」と「八重歯」を、クリアタイプの部品にホワイトのワイヤーを通した「マルチブラケット装置」で目立ちにくく改善した症例

治療前

治療前

治療後

治療後

ご相談内容


「歯が重なり合っていて歯磨きがしにくい。歯並びのデコボコを治したい」とご相談いただきました。



カウンセリング・診断結果

拝見したところ、歯が正常な位置からズレたり傾いたりして生えている「叢生(そうせい)」が認められ、噛み合わせも悪い状態でした。 特に左右上の糸切り歯(犬歯/3番)は前方に飛び出して「八重歯」になっていました。 全体的に歯ブラシをまっすぐ当てることが難しく、磨き残しが多くなることで虫歯や歯周病のリスクも高まっていました。 上下の顎の位置関係については、正常な「アングル1級」と診断し、問題ありませんでした。 患者様は「口をあけたときに目立たないように治療したい」とご希望でした。



行ったご提案・治療内容

 

上下左右の歯(第1小臼歯/4番)を1本ずつ抜いてから歯並びを整える治療をご提案しました。 歯を抜いてスペースを確保することで、歯並びが綺麗に整い、全ての歯でしっかりと噛める理想的な噛み合わせを獲得できることをご説明し、同意いただきました。 歯を動かす装置には、ワイヤー矯正装置「マルチブラケット装置」を選択しました。 患者様のご希望に沿って、人工サファイアを用いたクリアタイプの部品「サファイアセラミックブラケット」に、白い「ホワイトワイヤー」を使用し、装置が目立たないよう工夫しました。 毎月のご通院にて歯並びを改善し、歯の移動が終了した後は歯並びを安定させるための「保定装置(リテーナー)」をご使用いただきました。 リテーナーの種類もクリアタイプを選択し、自然な見た目になるよう配慮しました。




術後の経過・現在のご様子

歯が正常な位置にまっすぐ並び、全体の歯でしっかり噛めるようになりました。 歯磨きもしやすくなって磨き残しが減少し、お口の中の衛生状態も改善されました。 患者様にも「目立ちにくい装置やリテーナーを使用したことで、他の人にほとんど気付かれずに治療ができた。自分自身も口元を気にせず過ごせた」と大変お喜びいただいております。




 

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  • 治療中、発音しにくい場合があります
  • 治療中、舌が動かしにくいことがあります
  • 治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
  • 歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
  • 冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
  • 正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります
診療種別 10代女性
診療種別 自由診療
治療費総額の目安 860,000円
治療期間の目安 動的治療期間(歯を動かしている期間)2年1ヶ月
治療回数の目安 -

 

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 治療前 

 治療後 

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クリニックより


矯正治療をご希望される患者様は、歯の乱れを綺麗にしたい・歯並びを整えたいというご要望はもちろんのこと、横顔や口元の美しさも求めていらっしゃいます。 最近では、横顔における鼻先と下顎の先を結んだ線「E-Line( E-ライン/イーライン)」という専門用語が広く知られるようになりました。この線上や線の内側に口元がおさまっているのが理想の横顔とされており、矯正治療により、歯並びのみならず顔の見た目の改善も期待できます。 また、審美的な改善だけでなく、歯や噛み合わせが担っている、噛む、発音するという本来の機能の改善も矯正治療の大きな役割です。 ただし、人によって骨格は様々ですから、前後的にあるいは左右的に骨格に大きな差異があると、歯の移動のみでは改善が困難な場合もあります。 当院では、歯を移動させる矯正だけでなく、顎のズレや位置を改善させる外科的矯正治療も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。