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私が矯正治療をお勧めする理由

練馬区 矯正歯科

一昔前の日本では、笑った時の「八重歯がカワイイ」と多くの人がそう思っていた時代がありました。しかし、ご存知のように欧米では「八重歯はドラキュラ歯」と認識され、忌み嫌われる歯並びです。また、「出っ歯」の歯並びでは口元がもっこりと出っ張ったり、「受け口」の場合には下唇がせり出して、いわゆる「しゃくれ」顔であったりと、歯並びによって願貌にもその影響を及ぼします。

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「人は見た目が8割」との表現がありますが、人はほとんどを見た目で判断する傾向にあるようです。視覚87%、聴覚7%、触覚3%、臭覚2%、味覚1%・・これは人の五感がどのような割合で使われているかを調査した数字の一例なのですが、人間の五感がどれも平等に20%づつ使われているわけではなく、様々な判断を行う上で「視覚」に依存する割合がとても大きいということを示しています。

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「初対面の人に対し、最初の数秒でその第一印象が決まるといわれますが、お顔の3分の一以上を占める口元はその印象を決定づける大きな要素の一つです。また、相手に良い印象を与えるかどうかは、笑顔が大きなカギとなります。ただ、 折角のステキな笑顔の持ち主でも、笑ったときに「でこぼこ」「八重歯」「出っ歯」「受け口」などの歯並びではもったいないですね。

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歯並びや口元の改善を行う矯正治療では、貴方のお顔の印象までも変えることができるのです。

これら審美的な問題に加え、歯並びが悪いと・・・

 

歯磨きがしにくいために、食べかすの磨き残しによる虫歯や歯肉炎、歯周炎を引き起こすことにつながります

 

口の中にいる口腔内常在細菌は、食物中の糖分を栄養として繁殖し、粘々したプラーク(歯垢)を形成して歯にこびりつきます。
プラークは、細菌の代謝産物である酸などの有害物質で出来ていますので、歯に対しては虫歯を、また歯ぐきなどの歯周組織に対しては歯肉炎や歯周炎等の歯周疾患を引き起こします。
食後に適切なプラークコントロールを行うためには、歯並びの整った人でも歯ブラシとデンタルフロスを用いて、少なくとも10~15分ほど歯磨きに時間を要すると言われています。
しかし、歯並びが悪い方の場合には、それ以上の時間と丁寧さが必要となります。
ただ、時間をかけてどんなに丁寧に歯磨きをしていても、歯が重なりあった乱れた歯並びの部分には、どうしても磨き残しができてしまうため、それらの部分に堆積したプラークによって、むし歯や歯周炎が引き起こされ、歯の寿命を短くしてしまうこととなります。
さらに、歯並びに問題のある部位がムシ歯や歯周炎になり易いことは当然として、それらの治療そのものが難しくなるために、せっかく治療しても、正常な歯並びの方よりも治療結果が悪く、再発しやすい状態が続いてしまうのです。

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磨きにくい 磨きやすい

しゃべりにくい、発音しにくいなど活舌に影響を及ぼします

 人間は声帯を震わせて音を出しますが、直接発音に関わるのは歯や舌、筋肉といった口の部分です。
この部分に不調和があると、「舌足らずな発音になってしまう」「いつも聞き返されてしまう」など、聞き取りにくい音になってしまいます。
歯並びや咬み合わせによって最も影響を受け易いのは、舌を歯の裏にくっつけて発音する、サ行・タ行・ナ行・ラ行ですが、前歯の隙間や出っ歯がある人は、きれいで正確な発音が難しくなりますし、反対咬合(受け口)や開咬の人は、空気が漏れる傾向にあります。
また、歯並びは年を重ねるとともに変化しております。成長期の子供だけではなく、大人でも歯肉炎やムシ歯、親しらずなどのお口の中の環境変化で、歯並びは気づかないうちに微妙に変わっていますので、以前はきれいに発音できていた音が、できなくなってしまうこともあります。
発音時に空気が抜ける感じがある、正確な発音ができないなど、発音にお悩みある方は歯並びをなおす事によって改善される場合がありますので、是非ご相談ください。

正常な顎骨の成長や良好な顎の動きが阻まれ、効率的な咀嚼(食べ物を咬み、砕き、すりつぶす)ができません

 

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上顎骨の成長のピークは9~11歳、下顎骨の成長のピークは12~16歳頃とされています。
この時点までに口腔周囲(顎骨に付着する筋肉や舌、種々の習癖等)の環境に異変があると、本来とは異なった成長が起こってしまいます。
患者様が成長期の矯正治療では、正常な顎骨の成長発育がおこなわれるように口腔周囲の環境を整えることができますが、成長が終わってしまった顎の大きさや上下顎の互いの位置関係を是正することはとても困難で限界があります。
従って、顎骨の正常な発育を促すためには早めの受診が大切だといえます。
また、あごの関節と歯ならびにも深い関係があります。下顎は、頭蓋骨から筋肉でぶらさがっており、その繋ぎ目が顎関節です。
肉食性の動物は、肉を噛みちぎることを目的とした歯を持っていて、そのための顎の関節は口を開いたり閉じたりといった上下のみの動きをします。
草食性の動物は、草をすり潰すことを目的とした歯を持っていて下顎が前後左右に幅広く動きやすい顎の関節の構造をしています。
他方、雑食性の人間は、その両方の機能を兼ね備えた歯の形や複雑な顎関節構造を持っているため、歯並びの乱れによって下顎骨が本来とは違う位置に誘導されたり、かみ合わせの悪い歯が強く当たるのを避けるように動かすなど下顎の動きが悪く非効率となる結果、咀嚼(食べ物を噛み砕く)の際に必要以上の労力が必要となることがあります。
また、そのような下顎骨の不自然な運動が、顎の関節に負担をかけ、顎関節症を引き起こす可能性が高くなります。
また、歯並びや咬み合わせが悪い人は、正常咬合の人と比べ、上下の歯がかみ合っている面積(咀嚼面積)は減少していますので、食べ物をよく咀嚼しないまま嚥下したり、軟らかい食べ物を好むことが多くなります。
矯正治療では、かみ合わせを整えることにより、咀嚼面積の向上と良好な下顎骨の運動がおこなえる環境を作ります。

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